足るを知る1

感謝は奇跡を起こす

 

「足るを知る者は富」(老子の教えより)

 

 

より良い人生を歩むコツは結局「感謝」という気持を持ち続けられるかどうかにかかっています。

「感謝」には確かに偉大な力がある。宇宙の根源「道」と通じる唯一の方法こそ、この「感謝」の気持なのです。

私の周囲には、この「感謝」の気持で大病や難病を克服した人が何人もいらっしゃいます、何故そんな病気に襲われたかが問題ですが、何とこれが全員共通しているから驚きです。その原因こそが「不平不満」

 

こういう人達は皆こぞって最初は不平不満の固まりだったという。

 

何に対しても不平不満。毎日の暮しにも、何を食べても、生きていることさえにも不平不満だという。

重要なのは、そういう自分、不平不満の自分に本人が気付いていないということなんです。

 

では何で気付いたか。それが病気です。

病気というどん底へ突き落とされて、何ということだと最初は嘆き苦しんでいますが、そのうち何故だ、何故こんな病気になったのかということになります。

よくよく考えてみれば、それこそ「不平不満」ばかりの自分に気が付いたという。

これはいけないということで、「不平不満」の反対を懸命にやってみようということになります。それが「感謝」です。

何に対しても、何処を見ても、何を聞いても「有り難うございます」一点張りで暮すようになる。

すると、あれ程進行した病気が治ってくるではありませんか。

その「感謝」の力に驚嘆することになる。

 

一段と力が入る。その結果、病気はストップした。完治したわけではないが、進行がストップしたというんです。

これだ!これこそが「感謝」の力だと気づく。

老子はこれを「足るを知る者は富(とむ)」といっております。

何事にも感謝して満足をしている者こそが真の富者だ。

どんなに富んでいても不平不満では、それは富者とはいわないのです。

 

病気(不平不満)⇒気づき⇒感謝(健康)

 

今の状況に不平不満がある時、私たちは「自分には選択権がある」ということに気づくこと。(例:職場に不満がある場合、あなたには「やめる」という選択と「続ける」という選択が与えられており、あなたはどちらでも選ぶことができます。あなたは与えられた選択肢の中から、<自分で>今の状態を<選んでいます(これは、結婚や人付き合いにも当てはまります)

 

 

この<自分で><選んでいる>ということを自覚することが、とても大事なんです!無理矢理ではないのです。

 

強制でもないのですあなた自身が自ら選んで今の状態にいるのですそして、あなたが今の状態を選んでいるのにはちゃんと理由があります、それに気づき感謝に変えるのです。