オーラとチャクラについて

 

1.オーラと気の違い

 

オーラも気も、どちらも同じ霊的な生命エネルギーを表す言葉です。

オーラは、紀元前500年前の古代ギリシャの哲学者ピタゴラスが創設したピタゴラス学派によって、発表された霊的な生命エネルギーを表す言葉です。

 

その後、オーラは西洋各地に広がり、西洋哲学やキリスト教などに大きな影響を与えました。

また、オーラは癒しのエネルギーとして、ヒーラー(ヒーリングを送る人)がオーラを発して、病気や怪我の人をたくさん癒しました。

 

一方、気は中国で発表された霊的な生命エネルギーを表す言葉なのです。

気の発見は、とても古く定かではありませんが、およそ紀元前8000年から5000年前ぐらいに、出てきた言葉だそうです。

すでに紀元前3000年前の医学書に気の存在が記されています。

なので、紀元前3000年前からあったのだろうと考えられています。

また、気という言葉は、中国の医学だけでなく宗教や学問そして武術や芸術などにも大きな影響を与えました。

気を使った癒しの方法、とても有名で、中医学や東洋医学がそれにあたります。

もちろん、ヒーラーが気を放って癒す気功療法も有名ですね。

 

 

 

そして、オーラと気の基本的な意味には共通する部分があります。

 

それは、どちらも宇宙を作っているエネルギーで、私達の体にも備わっていることです。

 

こうしてみると、オーラと気には、違いがないように思われます。

 

ちなみに、インドでは霊的な生命エネルギーのことをプラーナ(中国では気)と呼ばれています。

すでに太古の昔に、霊的な生命エネルギーがあることに気付いた人が、世界中にいたのでしょう

そして、各地で霊的な生命エネルギーの研究がなされたのですが、各地独自の文化や宗教そして哲学の違いによって、オーラ、気、プラーナなど、それぞれに呼び方や解釈の方法が異なっているのだと思われます。

 

現在では、各地の文化や宗教そして哲学の違いに影響されないように、オーラ、気、プラーナの正体を突き止める科学的な研究がなされています。

今のところ、西洋や東洋の学者さんによって、チャクラ、ツボ、などから微弱な光や電磁波などが発せられていることが観測されています。

さらに、霊的な生命エネルギーには、ある程度人を癒す効果があると科学的に認められつつあります。

近い将来、オーラ、気、プラーナなどの霊的な生命エネルギーを使った医療行為が公式に認められるかもしれませんね

 

 

2.宇宙創世(図1)

 

                        

 

3.霊魂・オーラ・チャクラ・身体の関係(図2)

  

                                                 

4.オーラ:ボディー外側を包むエネルギー(図3)

 

チャクラはプラーナ(気)の出入り口

 

                                                       

5.気:ボディーの内面を流れるエネルギー(図4)

                                                         

 

 

  (図5)                                 

 

  

オーラとチャクラの育て方(肉体・精神・魂の育て方)

 

1.オーラの各層について

 

オーラ(魂を成長させるためのエネルギー体)

 

魂を成長させるために肉体に宿るエネルギー:肉体が学びの場

 

➀肉体~外側5㎝:肉体・氣

 

②外側5㎝~外側20㎝

エーテル体:氣・生命力

 

③外側20㎝~外側40㎝

アストラル体:感情 

 

④外側40㎝~外側60㎝

メンタル体:精神

    

⑤外側60㎝~外側120㎝

コーザル体:魂の架け橋

 

 

人間は誕生から成長期を経て、老後を向かえ臨終を迎えるまでの間は、肉体+エーテル体+アストラル体+メンタル体+コーサル体によって支配されています。

 

しかし、各層はお互いに重なり合っていますが、それぞれ周波数が違います。

 

周波数が違うことにより、それぞれが独立している様に見えますが、お互いに密接に関係していまます。

 

 

エーテル体

エーテル体は、肉体とアストラル体の間にある肉体に近い微細神(気・プラーナ)の霊的な肉体に相当します。

 

肉体とエーテル体は重なって存在しています。肉体に直接働きかける肉体の霊的な身体とご理解下さい。

 

通常オーラと言われているところがこの部分ですが、厳密には更に上位の層もオーラと言う定義も成り立ちます。

 

動植物にもこのエーテル体が存在します。

 

エーテル体は前世などのカルマの記憶を持ち、その記憶に基づき、その人の肉体に影響を与えます。

 

健康・病気などの結果を今世で現出させます。

 

また、今世に於いてのアストラル以上の層で体験した思考・感情・行動などが、このエーテル体に蓄積していきます。今世のカルマが来世に引き継がれます。

 

 

アストラル体

アストラル体は、エーテル体とメンタル体の間にある微細身です。

 

アストラル体はエーテル体に影響を及ぼし、エーテル体を通して肉体に影響を及ぼします。

 

つまり、肉体を制御している意識体で、自我の一部と言われています。

 

感情・理性・欲望などの潜在意識の霊的な部分とご理解下さい。

 

植物には感情がないためにこの層は存在しません。

 

アストラル体は、ある条件のもとに肉体から分離する現象が起きます。

 

幽体離脱(アストラル投射)・生霊現象・臨死体験などもこのアストラル体の分離から起きます。

 

ある学説では、α波状態(夢を見ている、瞑想中など)の時に、アストラル体が肉体から分離していると言われています。

 

 

メンタル体

メンタル体はアストラル体とコーサル体の間にあり、アストラル体より高次元の周波数を持ち、精神体とも呼ばれています。

 

精神的・知的な思考及び自己表現の媒体です。

 

メンタル体が正常に働くことにより、明確な思考とパワフルで適切な自己表現ができます。

 

 

コーサル体

コーサル体はメンタル体より高い周波数を持っています。

 

コーサル体は高次の自己と呼ばれる存在に近く、事象の本質を瞬時に捉え、根底にある真の原因を理解します。

 

また、コーサル体には、多くの前世に於ける魂の記憶と知識が蓄積されています。

 

その中には誕生・死・再生を繰り返す転生のしくみ、大宇宙大生命(神)との関わりが理解できるまでの変容への智慧が存在しています。

 

統合的な膨大なカルマを蓄積している場所とご理解下さい。

 

人間の死後~再生(転生)の経過、肉体的な死は永遠の死ではありません。

 

霊的存在の終焉を意味しません。死後も永遠に生き続けるのです。

 

死の直後、肉体からエーテル体が離れ、上位の霊的な微細身(アストラル体・メンタル体・コーサル体)と結びつきます。

 

数日後、エーテル体の肉体的に結びついている部分が分離します。

 

但し、煙草やお酒の常習者の場合は、一か月位かかる場合もあります。

 

ところで、エーテル体に保持されるのは思考・感情・行動の結果です。

 

そのエーテル体に保持されている思考・感情・行動の結果は、再生の際に新しいエーテル体に注入されます。

 

エーテル体に保持された記憶は新しいエーテル体に引き継がれます。

 

良し悪しに関わらず引き継がれるものを、エーテル体カルマと言います。

 

前世のエーテル体の記憶が新しい肉体上に再現されます。輪廻転生の原理です。

 

空想ではなく、人は死後蘇ります。

 

 

2.オーラとチャクラ

オーラとは:オーラとは、人間界を含めたあらゆる生物界に存在する「微弱な電磁エネルギー」を言います。

 

それは物質的な肉体を取り囲んで浸透する発光体であると説明できます。

 

オーラは宇宙空間のエネルギーと結びついている部分であり、人間であれば肉体に結合している部分であると説明しています。

 

・宗教絵画ではキリストの頭の周りに集まるエネルギー”後光”

・力強い精神エネルギーを示す聖者達の頭と身体の上部に集まるエネルギー”黄金の色”  ・お釈迦さまも同じような”光の輪”をもって描かれています。

 

 

3.7つのエネルギー層

5000年以上も続いている伝統的なヒンズー教では、全生命の源を”プラナ”と呼んでおり中国では"気"として知られ、全ての物事は、生きているいないにかかわらずこの宇宙のエネルギーから成り立っていると信じられている。 

 

ふと浮かび上がった思考、誰かを思っているとその人から急に電話がはいるなどの経験は有りませんか?これらの目に見えない、しかし肌で”感じる、フィーリング”こそが見えないエネルギーの世界であり我々は常にこの”微弱な電磁エネルギー、すなわち光の波動のエネルギー”のなかにいるのです。

 

我々の肉体を形成している源は原住民が直感で知っていたように”光”のエネルギーであると信じてよいと思います。

 

 

4.チャクラとは:我々の肉体(物質界)を結んでいる連絡口である。

 

それは”光の輪”、あるいは”エネルギーの交換所”とも呼ばれ、エネルギーがひとつの層から次の層へと流れて行く時に通っていく電気に例えるなら”変電所”のような所です。

 

チャクラは我々の身体の周囲からエネルギーを取り入れ、我々の身体とオーラを再び活性化させるためにスピン(回転)しながらエネルギーを流し出します。

 

このエネルギーの”受け入れと送り出し”の役目をしているのがチャクラであり、この作業が我々の健康と密接に関係しています。

 

主要なチャクラは我々の背骨に沿って7つあります。

 

それぞれ背骨から2.5cmほど宙に浮いた所にあり、その大きさは約7cmです。

 

 

5.七つのチャクラ

朝顔の花弁に似ているが、それぞれの花弁の数も色彩も違います。

 

チャクラを通って入ってくるエネルギーの周波数がそれぞれのチャクラ色の色

 

第一チャクラは赤、第二チャクラはオレンジ、第三チャクラは黄色、第四チャクラはグリーン第五チャクラはブルー、第六チャクラは藍色、第七チャクラは紫です。

 

それぞれのチャクラは、第一チャクラは、第一層のオーラ、第二チャクラは第二層のオーラ・・・

 

という具合に7つのオーラ層と関連しています。

 

我々はこのチャクラを通して宇宙からエネルギーを取り入れており、入ってきたエネルギーはナディス(経路)によって神経系血液循環系と、身体の隅々にまで浸透していきます。 

 

エネルギーの量が増大し、流れがスムーズにいけばいくほど我々は健康というこうとであり、その流れが詰まったり欠乏したりすると病気の原因となります。

 

健康な時のチャクラは時計回りに素早くスピンしますが、

病気になるとスピンする動きが鈍くなり、全チャクラが閉じてしまうと、それは死を意味します。 

 

宇宙エネルギーは直接我々の健康に関係するばかりでなく、感情、思考、精神を含めた全ての意識に関係しています。痛みの原因は、精神、感情、心が全て関与しています。

 

では、第一チャクラからスタートします。

 

まずは、基盤のセッティングから入ります。

 

生まれる前の志を思い出してください。そして現在をどう生きるか(志に反してないか)考えてみてください。

 

リセットし、そこから基盤作りです。

 

気とプラーナは同じエネルギーと考えます。

 

気功では、気の出入り口をツボと呼び内部に呼び込むのに対し、プラーナではオーラと呼びボディー外にエネルギィーを置き、内外の概念が異なります。

 

気功では、エネルギーと精神の学びを分けて考えますが、プラーナにおいてはボディーの外側にエネルギィー体(オーラ)

 

その出入り口をチャクラに置きそのエネルギィー自体に精神の学びがあり、ボディーと精神を一体化しているという考えに大きな違いがあると考えられます。

 

 

私は、気功とプラーナの利点を活かした施術法と、学びを深めているところであります。

 

 

次回はチャクラオーラの意味についてお送りします。