エネルギー療法上達のコツ

 エネルギー療法上達のコツ

 

上達のコツは、いかに潜在意識を開くかが全てです。

      

しかしこの潜在意識がなかなか手強く、上手く開かないのが現状です。

 

それは何故か?

簡単に開けてしまっては、命に関わるからです。

 

氣功師、エネルギー療法師はこの潜在意識を壊さず、狂わさせず、効率良く潜在意識に入る訓練をしていきます。

というよりはコツを飲み込んでいきます。

 

潜在意識は、自律神経も司っていますので、心臓の鼓動や呼吸活動その他の内臓機能が寝ているときも自動でコントロールを行っていますので、潜在意識を自分でコントロールできてはならない分野でもあるのです。

 

しかし、病のなかで心臓や呼吸器、内臓、癌、難病の問題を抱えている人には、潜在意識を通じて調整できたら凄いと思いませんか?

 

そして身体の病気のほとんどはストレスからきているといっても過言ではありません。

 

ストレスは潜在意識の分野が関係していますので、そのストレスも潜在意識で調整出来たらストレスによる病も解消できるのではないでしょうか?

 

 

この勉強会はその潜在意識へ入るためを説明するものです。

 

もうひとつお話しておきますと、潜在意識を開くのに修行僧は座禅、滝行、水行、火渡り、断食など荒行を持って悟りと共に潜在意識に入る行がもっともポピュラーな方法でしたが、お釈迦様さまも言っておられましたが、苦行、荒行の中に悟りは得られたかったと。

 

私も同じ考えです、いかに楽に、楽しく行えるのかがカギになります。

この方法を一緒に学んで行きましょう。

 

それではまず、行氣法で手の感覚を学んで頂いてから次に脳のコントロール方法をお伝えしますので、順番に読んで下さい。

 

わからない点は遠慮なくご相談ください。

 

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この先は興味ある人だけ、読んでくださいね。

上達してから読んで頂くと更に勉強になります。

 

 

潜在意識の空間は大宇宙空間と同じ世界をもっており、潜在意識は宇宙空間そのものです。

 

 

潜在意識とは?

 

潜在意識(説明):脳は大脳新皮質・大脳辺縁系・脳幹という三層構造になっています

 

 

「大脳・大脳辺縁系・脳幹」の画像検索結果

図1

 

 

 

大脳生理学(大脳新皮質・大脳辺縁系・脳幹役割)

 

 

 

1.脳幹

 

5億年以上かけて発達。

 

爬虫類脳にそっくりで爬虫類脳と呼ぶ。

 

脳全体を覚醒、体に重要な情報を伝え警告する。

 

呼吸や心拍など、生存に必要な基本的身体機能を調節する。

 

 

小脳

 

姿勢を調節し、筋肉運動を協調させる。

 

100万年のあいだに人の小脳の大きさが3倍になった。

 

習い覚えた反応の記憶もここに蓄えられる。

 

 

 

2.大脳辺縁系

 

1群の神経細胞で2~3億年前に発達した。

 

哺乳類で最も高度に発達したので哺乳類脳と呼ぶ。

 

体温、血圧、心拍数、血糖値、を維持する。

 

生存に関する情報反応も関与する。

 

視床下部はえんどう豆の大きさ(4g)食べること、眠る、

 

子供を産む(ホメオスタシス)

 

体温、身体の平衡、体の働きを調節。

 

視床下部は下垂体を支配し、電気的、科学的メッセージを組み合わせる。

 

 

 

3.大脳皮質

 

脳梁で3億の神経線維で左右の脳を結ぶ。

 

大脳新皮質3mmが表面。

 

2年目に人が出現。

 

ものごとを総合し、記憶、伝達、理解、判断、創造

 

 

 

気功の調心は、心(脳)を調整する。

 

脳は左右に分かれ、脳梁で結ばれており、5感で得た情報は左脳で処理され

 

脳梁を介して右脳に運ばれる。

 

右脳に入った情報は、大脳新皮質より記憶として、古皮質にストックされる。

 

新皮質と古皮質の情報には、視床下部の下垂体が関与していると考えられる。

 

 

 

瞑想や氣功をするには、大脳新皮質と大脳辺縁系の雑念を止め、脳幹意識を集中することで、六感機能の直感やインスピレーションを出すことができます。

 

そして、潜在意識を開くコツが脳幹を意識により制御する方法なのです。

 

しかし脳幹は図1.にもあるように生存脳の働きがあり、生命にかかわります。

 

そのため直接的には顕在意識では、入り込めないように脳幹の視床下部で制御する仕組みになっています。

 

 

脳幹の視床下部は自分の意思ではコントロールできないとお話しましたが、ではなぜコントロールできないのでしょうか?

 

脳幹は生命活動を司る脳です。

脳幹がなければ自動運転が手動になって、心臓止まれと言えば止まり、内分泌とまれといえば体の運営が止まってしまいます。

 

ですから、生死に関わるので自分でコントロールできないように脳幹が制御してくれてるんですね。

 

 

 

でも、こんな経験ありませんか?突然人に後ろからワッて驚かされたり、映画をみていて急に音が(ドン)大きくなったりすると、心臓がドキドキすることありますよね、これが脳幹に直接に刺激が加わって制御が崩された状態です。

 

そのほか、恋をしたり(胸がときめく)悪夢を見て胸がドキドキなど、自律神経を狂わす要因が数え切れないほどあります。

 

 

そしてその時関係してくるのが、呼吸活動なのです。

 

呼吸だけが人間が持てる意識と潜在意識をコントロールできるツールなんです。呼吸は自律神経でも作用しています(寝ている時に、意識とは関係なく呼吸活動は繰り返されていますが、深呼吸など自分で呼吸のリズムや深さを変えることもできる唯一の生命活動です。

 

 

 

呼吸は精神活動と連鎖しています。

 

悩めば呼吸は短くなる、ため息など短くなりますよね、リラックスしていれば穏やかでゆったりした呼吸に変わっていきます。

 

このように精神活動と結び付けた呼吸法から脳幹をコントロールする方法が、気功法やエネルギー療法なのです。

 

 

 

その潜在意識を開き、潜在意識の宇宙空間にアクセスする方法がエネルギー(気功)療法なのです。

 

 

 

気功療法では、潜在意識を開くために必要になってくるのが三調技術(調心・調息・調身)と呼ばれる技法です。

 

エネルギー療法では特に重要視していませんので三調技術は興味のある方や、更に潜在意識を極める方にお勧めしております。

 

 

 

 

 

気功3調技術を学びたい方?

 

気功を学ぶための3つのアプリ

 

アプリを取得して気功師になろう

 

調息アプリ

調身アプリ

調心アプリ

 

③の調心(意識)に素早く入るため①の調息(呼吸の調整)と②の調身(身体の調整)を勉強していきます。

 

① 調息:呼吸を調整

深しん・細さい・均いん(深くゆったりと・細く長く・均一に)

しん・さい・いん、で充分ですが気功を学びたい方は理想的な呼吸6選を参考にして下さい。

 

理想的な呼吸(6選)

深…1回の呼吸の肺活量が大きいほうがよい

 

長…呼吸の周期が長いほうがよい

 

細…呼吸の流量が細かく小さいほうがよい

 

均…吸気と呼気の流量が均一なほうがよい

 

緩…ゆっくりと呼吸するのがよい

 

軽…音をたてない呼吸がよい(ただし発音呼吸は別)

 

 

 

② 調身:身体を調整

 

1姿勢と要領

 

基本姿勢…基本姿勢は3つに分けられる。

 

座式

 

①椅子に座る

 

②頭首はまっすぐに、リラクッスする。

 

③あごを引き胸は反らさず肩の力御抜く。

 

④両手は重ねて腹の前に置く。

 

⑤腰は自然に伸ばす。

 

⑥両足は方と同じ幅に開く。

 

⑦大腿と小腿は約90度に曲げ、両足は平らに床に着ける。

 

注意:健康な人…椅子の3分の1に腰掛ける。

 

身体の弱い人…少し深めに腰掛けるが、背は寄りかからない。

 

 

盤座式

 

1双盤:座禅の組方

 

2単盤:片足だけ乗せる

 

3散盤:あぐら

 

 

 

站立式

 

両足を肩幅に開く。

 

両膝をわずかに曲げる自然に立つ。

 

頭首はまっすぐに、両目は平らに見る。

 

胸は反らさず背を伸ばす。

 

站立の練功のときは腹を出さない。

 

手の形・姿勢と要領

 

両手は上下重ね、手心は上に向ける。

 

両手の親指は軽く寄せる。

 

両手の指はわずかに開き、下丹田におく。

 

 

 

 

③ 調心:顕在意識と潜在意識を調整

 

調心の目的は意識的に自分の体や内気をコントロールする能力を高めようというもの

 

心:「心」とは心臓のことではなく、神経系、脳などの意念活動のこと。この意念によって雑念を取り去り、放松、入静ができる。

 

※調心を身につけるときの心構え

 

①「習いたい」という積極的な気持ちと自信。

 

②正しい方法を身につけること。

 

学的な考え方をもつこと。