冷湿布・温湿布・冷却療法・蒸しタオルの使い分け。

 

ぎっくり腰を例にお話ししていきましょう。

 

ぎっくり腰は急性腰痛で、炎症が伴いますが人によって度合いが全く異なります。

 

1.下半身がマヒ、尿漏れ、便漏れがある場合→機能障害のため、すぐ病院

 

2.全く動けないトイレにも行けない→機能障害無し、氷冷却法(1日目)→氷冷却法を中心に、動きが少し出てくれば氷冷却法を中心に冷湿布を貼る(2日目)→3日~5日冷湿布のみ→歩きが出てくれば温湿布可

 

完治まで長引くので医療機関の診断が必要。

 

3.何とか這いずってトイレに行ける

 

氷冷却法(1日目)氷冷却法を中心に一晩過ごす(湿布は熱をこもらせ炎症が促進される危険性があるので基本的には市販の湿布は使用しないが、インドメタシン配合の湿布は必要に応じ使用すると良い→2日以降は上記参照

 

這いずるほどのぎっくり腰なので、腰部の医療機関での受信を希望します。

  

4.立つ時は痛いが、腰を曲げて動ける

 

じっとしていれば痛みが無い場合、冷湿布のみで良い→2~3日過ぎから温湿布に切り替えていく

 

 ほとんどが軽症の4が多くこの場合冷・温湿布どちらでも宜しいが気持ち良さで判断して下さい。

 

腰の痛みが落ち着いてきますと、肩こり・背中痛・首痛・頭痛そのた不定愁訴が出てきます。

 

これは腰の歪みが整ってくると、上半身の反応が強く出てくるからなのです。

  

そこで登場するのが蒸しタオル療法です。

 

こじらせた場合、融けかかり氷冷却法も有効となりますので是非お試しください。

 

ぎっくり腰は当日動ければ、整体が有効です。

 

当院では、急患枠を用意しておりますので、お気軽にお電話下さい