脳波について 氣功は超能力?

脳波について  気功は超能力?

 

 

気功の原理は科学的にはよくわかっていませんが、わかってきていることもあります。

その一つは、脳波と皮膚振動の関係。

 

皮膚細胞は自律的に10ヘルツ前後の振動をしていることがわかっています。

 

この振動をマイクロバイブレーションといいます。

 

 

通常、マイクロバイブレーションは縦波と呼ばれる性質の振動です。

 

 

 

一方、脳波は横波です。

 

気功師が気を出しているときは、皮膚振動が縦波から横波に変わります。

 

10ヘルツ前後の横波とは、つまりアルファ波のことです。

 

 

つまり気を出すということは、皮膚からアルファ波を出すということなんです。

 

 

 

気功はイメージをコントロールする技術といえます。

 

イメージのコントロールによって脳や皮膚など、身体のバイブレーションをコントロールするということです。

 

                    

 

密教の三密、すなわち呪文や印や瞑想も、すべてバイブレーションをコントロールするための技術だといえます。

 

 

ハタヨーガや太極拳も同じく自律神経をコントロールする技術ですね。

 

色彩や音楽でも自律神経はコントロールできるのです。

 

 

 

①皮膚機能の重要性!

 

目や耳で捉えられないものでも皮膚は捉えられている?

 

資生堂新成長領域研究開発センターの主任研究員、傳田光洋氏が科学する出版「皮膚機能の研究」『第三の脳』・「驚きの皮膚」という本から『皮膚には聴覚や視覚に対応する細胞がある!』 から説明します。

 

 

 

 

② 目や耳が捉える範囲

 

人間はそもそも、光の情報(電磁波)を目から捉えて、「見える」ことが我々人間にはできるのですが、目から認識できる波長というは、 380(紫)~750(赤)nmの範囲でしか認識できい ということがわかっています。

 

 

 

 

そして、聴覚である「耳」の場合、 空気の歪み(超音波)を耳から捉えて 「聞こえる」ことができるわけですが、耳から認識できる周波数は、 20~2万Hzの範囲内でしか認識できない ということもわかっています。

 

       

 

つまり私たちの目や耳は、この範囲でしか、 「見る」ことも「聞く」ことも認識できない ということが研究結果ですでに証明されています。

 

 

 

しかしよくよく考えてみると、自然界には、380nm以下の電磁波が出ていますし、 750nm以上の電磁波も出ています。同様に20Hz以下の低音波も出ていますし、 2万Hz以上の超音波も出ています。 

 

            

 

実は傳田光洋氏の研究でわかったことが、 皮膚に関して言えば、380(紫)~750(赤)nm外も 20~2万Hz外も捉えている、ということが研究結果でわかっているのです。

 

『例えば、なぜ、音楽を聴く際に、CDではなく、ライブの方が「良かった」と感じるのでしょうか?

 

 誰しもがCDよりもライブの方が「感動した!!」 という感覚を味わうのではないでしょうか。

 

なぜか?というと、CDの場合、人間の耳だけで音を捉えればいいという理由で、編集の時点で、20~2万Hz外の音波はカットされています。

 

 

 

つまり、CDから流れる音は、耳で捉えられればいい範囲の音しか流れていないため、 そこに感動の厚みを感じません。

 

しかしライブの場合だと、当然のように編集作業が入るわけではありませんので、20~2万Hz外の音波が流れることになります。

 

 

 

もちろん、20~2万Hz外の音波は耳では捉えることができないのですが、 実際には、全身の「皮膚」で20~2万Hz外の音波を捉えているため、 「やっぱりライブは違うな!」と感動の厚みを感じるわけです』

 

          

 

これが人間の皮膚が20~2万Hz外の音波を捉えていることを意味し、皮膚機能の重要性を知ったキッカケということなのです。

 

皮膚と脳は繋がっているということにも着目するキッカケを掴んだのです。

 

皮膚と脳が親密なつながりを持っていることも、気功やアジナーヒーリングを学ぶ上で非常に大切なことです。 

 

                   

 

例えば「あの人、負のオーラが出てるね」と、機嫌が悪い人をみると 誰しもそう感じるのではないでしょうか。

 

例えばですが、そんな機嫌が悪い人の脳に、 10Hzほどの不快な振動が流れたと仮定します。

 

振動しているということは、つまり空気を揺らしているということです。

 

ここで重要なことは、さきほどお話ししたように 人間の耳は20Hz以下の音は認識できないと証明されています。

 

 

 

しかし、先ほどの傳田光洋氏の研究結果でわかっているように、 皮膚は10Hz以下でも感じることができるのです。

 

つまり、耳では10Hz以下の不快な振動を捉えることはできないけども、 皮膚では10Hz以下の不快な振動も捉えることができているということです。

 

 

 

そして、皮膚で捉えた時点では無意識の状態ですが、 それが意識として脳に行き渡った時に 「あ!あの人は機嫌が悪いんじゃないか!」となるのです。

 

皮膚と脳についての詳しい内容については後で説明しますが、 皮膚と脳の繋がりがわかることで、今患者さんにされている手法とプラスで 施術ができるようになりますし、患者さんとのコミュニケーション向上につながります。       

 

皮膚と皮膚が会話する?

 

重要:普通の人の皮膚からの会話。脳波→横波→皮膚→縦波

 

気功師の皮膚からの会話:脳波→横波→皮膚→横波

 

 

 

 

③気功の研究

 

佐々木茂美 著書サンマーク出版[見えないものを科学する]        

 

・皮膚はかすかに振動している。   ・その皮膚の振動は機械振動(縦波)

 

・一方脳波は電気振動(横波)

 

 

 

※スピーカーに音の情報でもある電流が流れると末端の振動板が振動し空気を圧縮して音として聞こえる→気が出ているときの皮膚振動は脳波と同じ周波数体8~12Hzの振動が観測された。

 

 

 

 

④発生学:外胚葉・中胚葉・内胚葉。脳と皮膚と神経は同じ外胚葉の由来である。

 

機嫌が悪い人の場合、脳の15~10Hzの不快な振動が伝わり全身の皮膚でも不快な振動をする。振動をする=空気を揺らす

 

20Hz以下は耳では聞こえないが皮膚は感じている。

 

気功は皮膚による音(20Hz以下)のやり取りである

 

人間は交流する時、高次機能である「言語」を獲得しているので言葉での交流がメイン。

 

しかしその他の動物はこの言語を持たないため「非言語」での交流をしている。

 

人間もこの非言語的交流を使っていない訳ではない。

 

 

 

 

⑤脳波と皮膚電位。 ⅰガンマ波:視覚処理、 ⅱベータ波:起きている日常生活ⅲアルファ波:リラックス、心身とも落ち着く、  ⅳシータ波:寝る(弱い)   ⅴデルタ波:寝深い眠り

 

(アルファ波~デルタ波のリラックスしている状態が良い)

 

 

 

 

⑥動物の群、衆団におけるリーダー

 

単細胞生物(アメーバー)の脳に相当する器官は皮膚である

 

お互いが皮膚振動してコミュニケーションを取っている。人間は言語が発達しすぎた為に皮膚振動でコミュニケーションが取れなくなった 

  

 

     

 

⑦潜在意識と顕在意識反射

 

アメリカの神経生理学者にベンジャミン・リベットという方がいらっしゃいます。 彼は「意識は、無意識の0.5秒後についてくる」という言葉を残しています。

 

 

例えば、目の前からナイフがあなた目掛けて飛んできました。

 

たいていの人はすかさず避けるという行動を反射的に行いますが、 この「避ける」というのは、実は自分が意識的に行ったのではなく、意識の0.5秒前に「無意識」が避けなさい!という指令を出しているのです。

 

 

 

そして、ナイフを避けた後に意識が「自分がナイフを避けた」と、記憶をすり替えている と、ベンジャミン・リベットは言っています。

 

目は意識(顕在)と直結していて、皮膚は無意識(潜在)と直結している、という仮説がたてられたのです。

 

 

 

つまり、目はただ単なる確認作業としてあるわけで、本当は皮膚である「無意識」が 目で確認する0.5秒前にすでに無意識が先に回避行動をとっている、無意識がすでに認識しているということです

 

意識より先に無意識が意識決定を行っている              

 

意識でやっているのは錯覚で、無意識の決定の後、意識脳が過去と未来をすり替える。目で見ていると錯覚をしている。目は物事が起こった確認作業の為だけに存在する。目・耳・鼻・舌は過去の情報に対しての確認作業をしている

 

失敗を繰り返さないよう脳は作られている行動パターンがそうさせているのです。

 

 

皮膚は五感を持っている。

ミトコンドリアのところで固有の情報システムを持っていることを前回の勉強会でお話ししました。

 

            

 

気功的な施術は皮膚による情報のやり取りとも言える。

 

歌でも口で歌うのと全身で歌うのとは心に響く度合いが異なる。

 

人間の脳みそは知ると出来る・知らないと出来ない。

 

知ることの重要性も説明済みです。

 

 

 

現在の施術法は無意識に気付かず出来ないと思っていただけである。

 

人間は全て思い込みで生きている。

 

脳内のマップと皮膚のマップを広げていけば必ず出来る。

 

気功はアルファ波か、出来ればシータθ波で施術すること。

 

自然治癒力が一番働くのは寝てる時(δ・θ・α波)

 

 

 

                        参考資料

 

デルタδ範囲0.5~4Hz:①1.0Hz⇒幸福感を感じる、若返る(下垂体を刺激し成長ホルモン分泌を促進)②1.5Hz⇒ヒーリング作用   ③1.8Hz⇒鼻づまり解消  ④2.0Hz⇒神経再生⑤2.5Hz⇒内因性アヘン(鎮痛効果)  ⑥3.0Hz⇒肩こりや頭痛を和らげる

 

 

3~8Hzのシータ範囲:①3.5Hz⇒神秘体験での自然との一体感、うつ病や不安を抑える  ②3.6Hz⇒怒りやイライラの解消  ③3.9Hz⇒社交性の回復

 

④4.0Hz⇒超能力であるテレパシーや白昼夢、直観像記憶に関連。

 

⑤4.5Hz⇒シャーマンやチベット仏教徒の瞑想状態など

 

⑥5.0Hz⇒ベータエンドルフィンが出る。  ⑦5.5Hz⇒直観や潜在意識とのコンタクトが活発になる。  ⑧5.8Hz⇒恐怖心を減らす。   ⑨6.0Hz⇒長期記憶が活発になる。   ⑩6.15Hz⇒愛情が生まれる    ⑪6.3Hz⇒加速学習状態

 

⑫7.0Hz⇒ヒーリング効果   ⑬7.5Hz⇒芸術家の意識状態  ⑭7.83Hz⇒地球の周波数、ストレス軽減、学習効率アップ、活力アップ

 

 

 

8.0~12.0(14)Hzのアルファ範囲:

 

・集中力が高まる・学習効率アップ・プラス思考・モチベーションアップ

 

・適度なリラックス・スピード感がアップ・セロトニン増加

 

 

 

 12.0(14)~36.0(38)Hzのベータ範囲:

 

 分析的思考:通常の成人の脳波状態   低ベータ12.0~15.0Hz⇒リラックスした集中、長時間作業する時に有効   15.0~18.0Hzの中ベータ⇒注意力アップ、観察力、IQアップ    14.1Hz⇒地球の高調波で癒し効果あり     

 

 

 

 

   まとめ    効果を出すには

 

意識を下げ、呼吸をゆっくり1分間に4回以下にすること、これでα波14Hz以下に入ることができる( 横波と縦波の領域)。

 

 

 

更に効果を上げるには、α波領域でも8~14Hzの8Hzが必要(横波の性質を高くする)そのためには眉間に意識を持っていく、これで8Hzは確保できる(横波の光の窓口)。

 

 

 

更なるθ波をだすには(この領域は光の横波の世界)

 

眉間で呼吸することで、施術者の固有振動数を光の周波数θ波までレベルを下げることができる。

 

後は皮膚には波動(周波数)が生じていることを知る、ただこれだけで施術の奥義が完成。

 

ここで、難しいのは雑念が入ること。

 

1つはθ波レベルでコマンドを送り続けることが大事。

 

・祈りを使う    ・クライアントの理想像  ・レイキなどコマンドを使う

 

・愛や光に徹する   ・神や高次元など選択肢はあるが、コマンドが一番手っ取り早い。