解けかかり氷冷却法(+1℃の冷却効果) 

 

細胞に優しく語りかける自然治癒力を重視した冷却法

 

細胞を最も回復しやすい温度で冷やし、短時間で自然治癒力を上げる冷却療法です。

 

 

目的:急性痛

 

炎症が強く痛みを押さえたい時、きりきり・ちくちく・じりじりなど痛みが強い場合(触ってみると熱く感じる。体温が他の場所と異なり高く出ます)

 

① 氷を使った冷却法

 

1.準備するもの

 

氷を入れるビニール袋2枚(スーパーのビニール袋)

 

水が漏れないよう二重にする

 

氷(冷凍庫氷可)2つかみ~患部の広さを考慮

 

2.氷が解け始めるのを待つ(又は少量の水を足す)

 

+1℃の融けかかりの氷を使う

 

①氷が入った袋を患部に3分~5分当てる(3~5セット)

  

②保冷剤を代用する場合

 

患部の上にティッシュペーパーをひく(2枚重ねのティッシュは1枚にして薄くする(冷たさが緩和され+1℃を再現)

 

 

刺すような冷たさや冷やすことで痛みが強くなる時は、2枚重ねで温度調整をする。後は患部に3分~5分当てる(3~5セット) 

 

3.当てる処

 

症状のある処に直接当てます。

  

4.時間と回数

 

3〜5分症状のある処に当て、痛みが残る場合、再度3〜5回繰り返します。

  

5.一度で症状の改善が出来ない場合

 

時間を置いて繰り返します。 大人は8時間おき、子供は6時間おきに行ないます。