第二回 異型相関調整
(実技)
それでは、
相似性理論+経絡療法理論
から組み立てられた
異型相関調整法を
お伝えして行きます。
今回は5つの首の調整です。
基本:首には首で調整
首の相似性は
首の他、手首・足首・胸首
・腰首の5つが関係します。
首は直接押したりはしません。
首には頸動脈、迷走神経など
直接押すことはとても
危険な行為なのです。
そこで登場するのが
異型相関の他の首です。
今回は手の首と足の首を
使って身体、本体の
首・胸・腰を調整します。
足首(前後3寸) 手首(前後3寸)
手足とも首(関節)から前後
三寸を首とします(指4本分)
このように、首・胸・腰
に痛みが発生すれば、手首
足首にも同様な反応(痛み)
が発生し、手首・足首の痛みが
消失すれば、首・胸・腰回りの
痛みも消失する調整法です。
手首、足首には効果の高い
下記のツボが有ります。
手首・足首も関節を首の中心
と考え上下に指4本分(3寸)
が調整範囲になります。
足内:三陰交・太谿・大鐘
・水泉・照海
足外:申脈・解谿・崑崙・僕参
手:合谷・陽谿・陽谷・陽池・内関
・大陵・太淵・列缺・神門・外関
・経渠・通里
ツボは覚える必要性はありません。
沢山のツボが集まっている
ことを知るだけです。
例:腰痛を例にとって
説明します。
①手首 ②足首
① 手首の調整
ⅰ.調整に入る前に、身体の痛みを確認
腰を曲げたりお辞儀したりして
痛みを確認して下さい。
ⅱ.次に手首・足首の痛みが
有るところをチェックします。
・親指のライン(緑色のライン)
手首から前後5㎝
・中指のライン(赤色のライン)
手首から前後5㎝
・小指のライン(黄色のライン)
手首、内外のくるぶしから
前後5㎝、外くるぶし緑と
内くるぶし黄色は骨から
筋肉を剝がすように揉み込む。
赤色はセンターから親指方向
と小指方向に骨から筋肉を
剥がすように揉み込み
チェックします。
ⅲ.調整
痛みが有るところを1~3
ヶ所5~10秒間骨から筋肉を
剥がすように揉み込む。
(1セット~3セット)
(※痛みが強く感じるところは
効果が高い)
身体の痛みが楽になったら
終了。
② 足首の調整
ⅳ.足首のチェック
・親指のライン(緑色のライン)
手首から前後5㎝
・中指のライン(赤色のライン)
手首から前後5㎝
・小指のライン(黄色のライン)
足首、内外のくるぶしから
前後5㎝、外くるぶし緑と
内くるぶし黄色は骨から
筋肉を剝がすように揉み込む。
赤色はセンターから親指方向
と小指方向に骨から筋肉を
剥がすように揉み込み
痛みが有るところをチェック。
ⅴ.調整
痛みが有るところを1~3
ヶ所5~10秒間骨から筋肉を
剥がすように揉み込む。
(1セット~3セット)
(※痛みが強く感じるところは
効果が高い)
ⅵ.身体の痛みが楽になったら
終了。
身体の痛みが5割以上楽になって
頂けましたら終了します。
痛みが残るようでしたら、
日を改めて調整を行ってください。
如何だったでしょうか?
楽になって頂けました
でしょうか?
痛みが楽になるだけでも、
治癒力が上がります。
何をやっても改善出来なかった方、
是非チャレンジして下さい。
異型相関調整を使った
調整法の効果、皆さんからも
お知らせ頂けたら嬉しいです。
下記の動画も併せて
ご覧ください。