氣功 第三章
『人間をこの世に作り
上げたのは何故か』
前回混沌の世界から宇宙が
誕生したお話しをさせて
頂きました。
混沌とした空間のバランスが
崩れて現在の宇宙空間が
できたと考えられます。
この状態をもう一度
考えてみましょう。
まず
正の意識に負の意識が
混ざりこんだ状態を
イメージして下さい。
真っ白のキャンバスに一滴の
墨汁が入り込んだ状態です。
宇宙の根源を
私達は太極の世界
または仏教では仏の世界
神道では神の世界と
読んでいます。
光の世界や霊の世界
とも呼びます。
仮にその世界を霊の世界で
考えてみたいと思います。
現在の世を作り上げた
その霊の世界は
負のエネルギーに少し偏った
意識空間です。
その片寄った負の空間
からコップ一杯の負の意識を
持ってこの地球上で学び
正の氣を再び霊の世界に運び
片寄った意識空間の水を
正氣で満たすのが
人間の役目と考えます。
コップ一杯の水を運ぶ
乗り物が魂です。
魂の乗り物に意識を載せ
この地球と霊の
世界を行き来します。
その時
持ち帰る正氣が徳なのです。
人間は
コップ一杯の徳を
持ち帰るまで
魂という乗り物で
何度も転生を繰り
返すのです。
徳を積むことは
そんな簡単なものでは
有りません。
私はコップ一杯の
徳を積むまで
氣功師として
どう向き合うか?
少しでもその意識に
溶け込むために
私は聖観自在菩薩の
真言を学んできました。
私は
氣功治療のとき
この聖観自在菩薩
になりきり
氣功療法に入ります。
悪業から逃れ
徳を積み
苦しみの海から出て
悟りを開く
聖観自在菩薩を
イメージしています。
聖観自在菩薩は慈悲の
学びの修行中のお方です。
それほど慈悲の心の
難しさを感じています。
氣功治療の時には、
せめて菩薩様の慈悲の
エネルギーをクライアント
に届けたいと
日々精進しています。
聖観自在菩薩の真言
「オム・マニ・ペメ・フム」
(Om・Mani・Padme・Hum)
は
チベット仏教徒によって
最もよく唱えられている
真言(マントラ)です。
チベットでは
このマントラを声に出したり
岩やマニ車
ヤクの頭蓋骨などに
彫られたり書かれたり
したものを多く見かます。
ほとんどが仏教徒である
チベット人は
慈悲の化身である
観音菩薩のこの真言を
唱えることによって
悪業から逃れ
徳を積み
苦しみの海から出て
悟りを開く助けになると
信じているのです。
私は負のエネルギー
(邪気)逃れることを必死に
やっていましたが
その負のエネルギーは
決して悪ではないのです
そして
正しいエネルギー(正氣)が
善のエネルギーでないことを
知りました。
負気も正氣も
同等のエネルギーなのです。
志が間違っていれば
負気でお知らせが来ます。
志が合っていれば
正氣でお知らせが来ます。
負気と感じれば、
まず気づくことです。
気づくことにより病や
不運にブレーキ
がかかります。
気づいたら
改め
正しい方向に舵を切れば
病や不運は消えます。
まずは
氣づくことから
始めましょう。
次回
第四章では
ご質問を受けながら
氣功についてお話を
していきたいと思います。
今回も最後まで
御覧頂き有難う御座いました。
今回の内容を動画
で御視聴頂けます。