体の治し方教えます③
第三回
手からの調整法
異形相関調整法をお
伝えしています。
背7ライン、手足4ライン
背面を頭から踵までを
7つのラインで
分けていますが
手や足の甲側は
4つのラインに分けます。
分け方には
流派により3ライン
5ラインと様々ですが
私は本線7(頭・体)と
支線(手・足)4ライン
に分けています。
手の指は5本
指の骨の間は4つに
分けられるので
甲側を分けるときは
4ラインの方が
都合が良いからです。
手の甲側の反応は
各背中の部位と関連
(異形相関)しています。
・(小指と薬指の間)+
(人差し指と中指の間)
の組合せは腰腿点
(腰痛の特効ポイント)
効果の高い治療ポイント
として施術では
使われています。
・親指と人差し指は
とても効果の高い
合谷としてツボが
存在しています。
下図は、指の相関関係を
示したものです。
①親指と人差し指:首
②人差し指と中指:肩甲骨間
③中指と薬指:背中
④小指と薬指:腰
(相関・ツボ・反射区・
ライン・ゾーン理論)
①を刺激すれば首周り
その他関連した部位が
楽になります
②は背中の痛みや
手・腕・肩・胸周り
③背中や内臓
④脚・腰などその位置
に関連される部位が
調整されます。
➀後頭骨調整法と②肩の
調整法を連結すること
によりさらなる
相乗効果が生まれます。
調整法
例:腰痛の場合
➀後頭骨・肩ライン・
手の甲各部を刺激し
圧痛点を確認する。
(痛み・気持ち良い・
他の感覚を記憶して
おきます)
※後頭骨及び肩ラインには
外から2番目に反応が
出やすくなります。
②左右の手の甲側
を刺激します
(痛みの強い方の
甲から始める)
一カ所10秒3~6セットを
目安に刺激する
③反対の手の甲を刺激
④再度圧痛点を確認し
50%以下になったら終了
手の甲刺激だけでも
効果は出ますが
後頭骨の調整をする
ことにより
効果は倍増します。